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現在、首都圏を中心に、大規模マンションはますます戸数を増やす傾向がある。
その結果、200戸どころか、総戸数で1000戸を超える巨大規模マンションが誕生している。 それらはファミリー向け住戸が主体なので、人口は3000〜4000人。
そのマンションに住む児童だけで、小学校が1つできてしまうほどの規模だ。 マンションでは、規模が大きくなるにしたがい、より多くの長所が生まれる。
というのも、マンションには共用施設、共用サービスという「住民全員でお金を負担して運営するもの」があり、大規模ならスケールメリットが生まれやすいからだ。 小規模のマンションならば、共用施設として管理人室と集会室しか設けられないところが多い。
これに対し、大規模では住宅棟とは別に管理棟という建物を建設し、その中にホテルのフロントのようなカウンターを設けた管理センターがあり、大小の集会室、フィットネススタジオ、キッスルーム、パーティルーム、さらには来客用の宿泊施設や工作室まで設けられるといった具合。 小規模ならば、管理人が週に1、2回、巡回してくるだけなのに、大規模では数人の管理人が常駐し、夜間はガードマンが詰めている、といった違いもある。
マンションに住むと、毎月、管理費を支払わなければならないのだが、同じ1万円の管理費でそのくらいの差が生まれるわけだ。 そう考えると、大規模マンションのほうがお得な感じがする。
実際、得だと思う人が多く、現在は、大規模ブームと言ってよいほど、大規模マンションが続々建設され、人気を集めている状況だ。 が、中には、絶対に嫌、という人もいる。

その理由は、ズバリ住戸の多さ。 嫌う人の言葉を借りれば、「蜂の巣のような過密状態で、息が詰まる」のだそうだ。
これは、大規模マンションの欠点といえるだろう。 根強い人気、中・小規模マンションの長所と短所大規模に対し、総戸数が200戸未満で50戸以上くらいのマンションは中規模。
さらに、戸数が50戸を下回ると、小規模マンションと呼ばれる。 大規模マンションは、戸数の多さにへきえきすることがあるのに対し、中規模、小規模のマンションには圧迫感がない。
そして、すでに街並みが完成している住宅地、例えば、東京では23区内の駅周辺では、既存の建物を取り壊す再開発でも行わない限り、大規模マンションは建設できず、中規模、小規模のマンションにならざるを得ないという現実的な問題もある。

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